サークル「六角えんぴつ」

アナログゲーム制作サークル「六角えんぴつ」のブログです。 『オレとオマエの異世界転生』再販作業中です。

コラム第六回「魔王、それは世界の支配者 その2」

三魔王カットイン-01s
※コラム第五回『魔王、それは世界の支配者 その1』のつづきです。
森の奥に隠れた魔女の庵s
(森の奥の魔女)
……あれ? 長老さまがいない。
そういえば、あの魔王の解説はしたくない、って言ってたけど。え? 逃げた?
落ちこぼれの魔王の娘s
ふっふっふ、お困りのようね!
森の奥に隠れた魔女の庵s
……だれ? 角があるから魔族のようだけど。まさかこんなところにまで魔王軍の襲撃?
だったら、私も本気で相手をする。
『地獄より来たりて猛れ獄炎の息吹……ヘルファ
落ちこぼれの魔王の娘s
待て待て待ってって!! そんな大魔法食らったら骨も残らないじゃないの!?
森の奥に隠れた魔女の庵s
だったら自己紹介。早く。はりーはりー。
落ちこぼれの魔王の娘s
私は魔王の娘よっ! お母様の解説なら、私が一番適任でしょ! あのチキンドラゴンの代わりに駆けつけてあげたわっ! 感謝なさいっ!
森の奥に隠れた魔女の庵s
『ヘルファイア』
落ちこぼれの魔王の娘s
!!!?

……あは、あはは、私生きてる? あは、生きてるってすばらしい。あれ、涙が……
森の奥に隠れた魔女の庵s
わざと外した。二度はないよ。
さ、遊んでないで解説に戻ろうか。魔王の、最後の一柱はこちら。
傲慢の王ルリエル-01
傲慢の王ルリエル2-01
落ちこぼれの魔王の娘s
まさに威風堂々。逃げ隠れもせず、最初から出現して「魔王城」で勇者を待ち受ける。王者の風格ねっ!
森の奥に隠れた魔女の庵s
「傲慢の王」。あらゆるものの支配者であり、サディズムの王。そのおみ足に踏まれたい勇者は数多く……ってこの本はなに? 『魔王教団への入信の手引き』って、うわ……
落ちこぼれの魔王の娘s
愚かな人間どもが「傲慢の王」の前に出たら、まともに身動きも取れないわ。ただひれ伏すしかないのよ。良い事書いてるじゃない?
森の奥に隠れた魔女の庵s
「傲慢の王」はその超絶的なカリスマで、最も精強なる魔王軍を率い、あらゆる国家と戦争する。彼女が放つ魔王の力は、他の魔王ほど致命的な効果はないけれど、その効果範囲は絶大よ。
『魔王の蹂躙』も、戦闘時効果も強力。ゲーム自体も長引くから、他の魔王を倒してゲームに慣れた勇者向けかも。
落ちこぼれの魔王の娘s
魔王城が最初から出現している代わりに、〔魔王の覚醒〕が達成されると、全エリアに瘴気の風が吹き荒れるの。勇者ですらも〔DP-2〕されて、魔王城から吹く風に吹き飛ばされる。素敵ね!
森の奥に隠れた魔女の庵s
これを利用してわざと魔王を覚醒させ、ライバルを蹴落とす勇者もいるらしい。きっとそれも魔族の陰謀。
落ちこぼれの魔王の娘s
うう、これが言葉の暴力……、くっ、今の私ではこの女に一矢報いることもできない。それでもせめて、髪の一筋くらいは持っていかないと、お母様に申し訳がたたないわ!
食らいなさい!! 『マナ・バレッ
森の奥に隠れた魔女の庵s
『スリープ』
森の奥に隠れた魔女の庵s
魔族はほんとうにどうしようもない悪人だらけ。魔王だって、あなたたちの事なんて何も考えていないよ。だから……
落ちこぼれの魔王の娘s
うるさいっ! それ以上、お母様のことを悪く言うと……!!
森の奥に隠れた魔女の庵s
なに、この凄まじい魔力と瘴気は……!  まさかこの娘、本当に魔王の!?
落ちこぼれの魔王の娘s
はぁぁぁぁぁっっ!! 食らいなさい!! これが魔王の娘の力よッ!!
名刺・裏-01
落ちこぼれの魔王の娘s
むにゃ…すぴぃ… 見たか、これが魔王にしか扱えない、魔王瘴気の力よぉ…♪
いっけぇ、エターナルコラプトディメンションオーラブレードぉ……すぴー♪
森の奥に隠れた魔女の庵s
なんだか、幸せな夢を見ているみたい。そっとしておこう。

なお、先ほどの夢の産物は、ゲームマーケットの試遊台で使われるそうだよ。
遊んでくれた人、お買い上げいただいた人に、一枚差し上げるので、
導入用に使ってフルボッコにしてあげて。
森の奥に隠れた魔女の庵s
それじゃあ、これで魔王の紹介もおしまい。 コラムもあと1回。最後は、これまで説明できなかったいろんな要素を詰め込んだ『助けて! 長老さま!』だって。
今回逃げ出した分、働いてもらわないとね。
それじゃあ、またね。




〈「オレ転」カード紹介〉




魔女:そは魔王の右腕。幾年月を経たか、ひび割れた漆黒の鱗を持つ老獪なる竜よ。
魔王の復活を誰より待ちし、邪悪なる参謀。あらゆる古き竜よりも、なお古き竜よ。
どうか、どうか私たちに、一片の救いを。
あの姿を見たら、祈りたくなるのも分かる。各地で信仰の対象になっている、下手をすれば魔王そのものよりも崇められている、漆黒の古代竜。魔王と勇者の決戦では、必ず馳せ参じ、呪詛のブレスで勇者たちを苦しめる。その姿は、幾度も伝説に唄われているの。
複:瘴気をまき散らす邪竜を討伐せよ!-01 魔王の娘:あ、タマだ。やっほー、ニンジンいる?
魔:魔王のセンスに重大な欠陥を発見した。せめて犬の名前を…… 
娘:タマはかわいーよ? 人間の勇者なんか、鎧とか剣とか妙な薬とかで全然おいしくないんだけど、お母様のために我慢して食べてくれるんだ。
魔:待って。脳が情報を処理するのに少し時間が。
娘:いいよ。私、タマと遊んでるから。ほーら、取ってこーい!
魔:…………いま、瘴気の風で見渡す限りの樹木が枯れ果てたんだけど。
娘:だからタマを飼うのはたいへんで。勇者がいないときは、廃坑とかに入って我慢してもらってるの。大好物のニンジンも枯らしちゃうから、本人も気にしてるみたい。
魔:私は何も聞かなかった。あれは伝説の邪竜ではなく、ただのでかい黒トカゲ。そういうこと。
娘:みんなもタマと会ったら優しくしてあげてね! 好物は野菜! これ試験に出るから!
魔:私は考えるのをやめた。やめたの。

コラム第五回「魔王、それは世界の支配者 その1」

三魔王カットイン-01s
失われた歴史を知る竜族の長老s
(竜族の長老)
魔王。その存在がどこから来たのか、歴史書を紐解いても一切分かっておらぬ。ただ百年に一度、どこからともなく魔王は現れ、魔族を率いて『魔王軍』をつくり、竜や妖精、そして人間たちを脅かすのじゃ。
森の奥に隠れた魔女の庵s
(森の奥の魔女)
魔王は勇者によって倒される。そんな法則があるのかは分からない。けれど、いつも魔王は異世界から喚び出された勇者によって倒されてきた。あなたは、その一人になる、かもしれない。
失われた歴史を知る竜族の長老s
このゲームの最大の目的は、魔王の撃破じゃ。
魔王カードは2枚に分かれておるが、「魔王決戦」の際には両方を参照するぞ。 判定はクエストのやり方と同じじゃが、魔王はゲーム中ずっと影響する『魔王の蹂躙』と、「魔王決戦」の際に勇者を苦しめる特殊能力を持っておる。
森の奥に隠れた魔女の庵s
なるほど。挑む魔王によって、ゲームの様子がガラッと変わってしまうんだ。
それで、魔王とはどうやって戦うの?
失われた歴史を知る竜族の長老s
魔王カードに書かれている『出現』条件を満たすと、魔王城が現れる。たいていは【魔王の覚醒】と書かれたクエストを解決することが条件じゃな。その「魔王城」で止まると、魔王に挑戦できるというわけじゃ。
魔王城-01他:魔王軍四天王『雷刃のガンヌ』-01
森の奥に隠れた魔女の庵s
勇者さまは、魔王の居城を探すところからやらなきゃいけないんだね。たいへんだ。
失われた歴史を知る竜族の長老s
さて、お主らが立ち向かうことになる魔王を紹介するぞ?
どれどれ、最近の歴史で胎動の気配がある魔王は、と……
暴食の王ベルゼル-01暴食の王ベルゼル2-01
失われた歴史を知る竜族の長老s
「暴食の王」じゃ。しばらくはグースカ寝ておるが、覚醒したとたんの"飢餓の咆吼"は、あらゆる生命に「食われる恐怖」を問答無用で味あわせる。〈LP-2〉も納得じゃな。
森の奥に隠れた魔女の庵s
ねえ。このふる~い歴史書には、「腹が、減ったぞぉぉぉっっ!!」という大音声を聞いた、と書いてあるのだけど。
失われた歴史を知る竜族の長老s
違いない。暴食の名は伊達ではないぞ。奴は、命だけではなく魔力、精気、果ては運命まで食らう化け物じゃ。右手の剣であらゆるものを切り取り、左手の槍で刺し貫き、食すと言われておる。
森の奥に隠れた魔女の庵s
どう見ても、ナイフとフォークだけど。
失われた歴史を知る竜族の長老s
これと戦うには、まず山ほどの美味を用意し、魔王が夢中になっている間に倒すしかない。手札を使うたびに生け贄を要求される能力はそういうことじゃな。
森の奥に隠れた魔女の庵s
ダイス8個に3ダメージ、それに特殊能力まであるんだ。魔王つよい……。
失われた歴史を知る竜族の長老s
ちなみに「魔王決戦」で使用する能力は、常に【最も高い能力】となる。魔王を倒そうと思ったら、勇者を一点特化型に育てていくとよい。逆に「絆」を集めたければ、能力は平均的に高いほうがよいぞ。
森の奥に隠れた魔女の庵s
「暴食の王」は『魔王の蹂躙』の効果は出現時のみだし、じっくり準備して、トレジャーの枚数を揃えれば物量で押し切れる、かな……?
失われた歴史を知る竜族の長老s
分かりやすい能力なので、最初の敵としてプレイするにはオススメじゃな。
森の奥に隠れた魔女の庵s
さて、それじゃあ次の魔王いこう。……あっ。
嫉妬の王レヴィア-01嫉妬の王レヴィア裏-01
森の奥に隠れた魔女の庵s
「しっしっしっ♪ 嫉妬仮面がやってくるー♪ 幸せ妬んで、あなたの影からやってくる~♪」 この歌、私でも知っている。お師匠様が歌ってくれたの。
失われた歴史を知る竜族の長老s
ああ……『嫉妬の魔王』じゃな。その歌ばかりが有名じゃが、こやつは「出現」前から世界中に嫉妬の種を蒔き、人々は幸福な誰かを妬み、攻撃するようになる。群れる人間にとっては最悪の魔王じゃな。
森の奥に隠れた魔女の庵s
え? 人々の妬み、って。嫉妬仮面はほんとうは居ないの? ……お師匠様のお話は嘘だったの?
失われた歴史を知る竜族の長老s
ほれ、この本によれば、『嫉妬の魔王』は勇者の影に分身を潜ませ、幸せの気配があると影からぬるんっ、と現れるそうじゃぞ。ほれ、ようく見れば、王冠がまるでマスクのような……
森の奥に隠れた魔女の庵s
やっぱり、嫉妬仮面はいたんだ……!
「しっしっしっ♪ 嫉妬パンチ! 幸せ許さぬいっちげき~♪」
失われた歴史を知る竜族の長老s
こやつのこんな嬉しそうな顔、初めて見たぞ……
『嫉妬の魔王』を倒すには、彼女の呪いに抗って「幸せ」を得た者を連れていくと良い、と言われておる。まったく、厄介でひねくれた女じゃな。
森の奥に隠れた魔女の庵s
さて、魔王はあと一体いるんだけど、けっこう長くなっちゃったから、その紹介は次回にしようか。
失われた歴史を知る竜族の長老s
おう、あ奴か……。あの女はなぁ、儂の天敵というか。紹介したくないのう……
森の奥に隠れた魔女の庵s
偉そうなロリ枠で被ってるから。
失われた歴史を知る竜族の長老s
違わい!! 次回は「魔王、それは世界の支配者 その2」じゃ! あと一体の魔王の紹介と、それから、さぷらいずもあるのじゃ!
森の奥に隠れた魔女の庵s
楽しみにしてて。それじゃあ、また。




〈「オレ転」カード紹介〉




他:封印の村の巫女-01
魔:あ、チョロ巫女だ。
竜:チョロ巫女じゃな。
魔:【最も高い能力】でダイス2個。すべてのクエストで最も簡単なくせに、〔魔王の覚醒〕を持っている。完全にトラップカードじゃない。
竜:こやつのせいで、いきなり「暴食の王」が出現して大変なことになったり、1ターン目でいきなり「魔王城」が「王城」の隣に出現したりと、いろんな悲劇が起こるのじゃ……
魔:本人は、代々続く巫女の勤めに嫌気が差しているだけの、ふつうの女の子なんだけど。
竜:そりゃあ、産まれた時から一生、封印の維持に祈り続けることが決まっておれば、勇者にすがりたくもなるじゃろうが……。
魔:声を掛けられたらホイホイいっちゃう、素敵なチョロインだよ。
竜:ちなみに〔魔王の覚醒〕を持っている「絆」カードは何枚かあるが、彼女たちは〔EXP〕にできず、捨て札にもならん。死亡しても没収されんので、一度くっついたら一生そのままじゃ。
魔:あれ、なんだか、とたんにヤンデレっぽく見えてきた……
竜:お主も彼女と出会ったら、話を聞いてやるとよいぞ。その結果どうなるかは、勇者の器量次第、じゃな。
魔:なんか今回は真面目でしんみり。明日は槍が降るかな……

オレ転メーカー

君もこれを使って『オレとオマエの異世界転生』の世界を体感しよう!!

『オレ転』異世界勇者転生者メーカー


なん・・・だと・・・!?
友人が作ってくれました! ありがとう!!

コラム第四回「クエストをこなしてレベルアップ!」

失われた歴史を知る竜族の長老s
(竜族の長老)
さて、いよいよクエストに挑むのじゃ! 移動したエリアの一番上の『初級クエスト』カードを、どどん!
複:盗まれた竜の卵を取り戻せ!-01
森の奥に隠れた魔女の庵s
(森の奥の魔女)
なるほど、これがクエストカード。いろいろ書いてあるね。しかしドラゴンの卵っていうのはよく盗まれるものなの?
失われた歴史を知る竜族の長老s
ある種の飛竜は、孵化のときにはじめて見たものを親と認識する。なので竜騎士になりたい連中に、高額で取引されるのじゃよ。まったくふてぇ野郎じゃ。勇者さん、成敗してやるのじゃ!
森の奥に隠れた魔女の庵s
このコラムは説明書ではないから、細かい表記の説明は置いておく。 このクエストに挑む今回の勇者様はこちら。
エリート蛮族
失われた歴史を知る竜族の長老s
エリートサラリーマン』が『蛮族の戦士』に転生して、チートスキルは『回復魔法(神級)』か。"不死身の(イモータル)"とか二つ名がありそうな、ナイス筋肉じゃな!
ともあれ、まずはクエストカードに指定された勇者の【魔法】か【交渉】の数だけダイスを振るのじゃ。こやつは【魔法】が2、【交渉】が3だから、高い方を選ぶ。ダイスを3個握りしめろ! ロール!!
森の奥に隠れた魔女の庵s
ん。「2、4、6」と出たね。このうちクエストカードに書かれている出目を、カードの上に置く。「2」を置いたから、あと「1」と「3」が出ればクエスト達成だった。
 達成できなかったからダメージが入るよ。右のダメージアイコンダメージアイコンの数だけ〈LP〉を減らしてね。
失われた歴史を知る竜族の長老s
なんの、"不死身の"蛮族は諦めぬ。ここは「再挑戦」じゃな!
移動して踏んだクエストは必ず一度は挑戦しなければならんが、「再挑戦」は任意じゃ。どうしても相性が悪いと思ったら、ここで諦めてターンを終了することもできる。その場合、クエストは公開された状態で場に残り、また別の勇者が挑めるというわけじゃな。
というわけで、再びダイスを3つ握りしめて……
森の奥に隠れた魔女の庵s
あれ? さっきダイスを1個カードに置いたのに、また3個振れるの? 増えてる?
失われた歴史を知る竜族の長老s
うむ! 再挑戦のときに振るダイスの数には、カードに置いたものは含まないのじゃ。竜の卵は見つからなかったが、盗んだ連中のアジトを見つけた、というところじゃな。
ではダイスロール! 蛮族の勇者よ! 愛し子の卵を救い出すのじゃ!
森の奥に隠れた魔女の庵s
「2、6、6」。でないね。
失われた歴史を知る竜族の長老s
ここで運命力を開放じゃ! 勇者カードの特殊効果を使うぞ! 〈DP〉を1点減らして、ダイスの「2」を+1して「3」に変える! そしてカードに置くのじゃ!
森の奥に隠れた魔女の庵s
おお、すごい。さすが勇者。人様の家に入ってタンスを漁るだけはある。
これで置いたダイスは「2」と「3」。でも達成は出来なかったので1ダメージ。まだやる?
失われた歴史を知る竜族の長老s
無論じゃ! DPまで使って諦めてなるものか!
「2、3、3」 ふぐぅ!? 1ダメージ! こやつ、致命的な方向音痴じゃな!?
森の奥に隠れた魔女の庵s
きっとアジトに侵入しようとして、ドアを蹴り壊したんだよ……。ガサツだから。
失われた歴史を知る竜族の長老s
隠密の「お」から教える必要がありそうじゃな……。
ぐぬぬ、〈LP〉はあと3か。仕方ない、次の判定で手札にあるトレジャーを使うぞ! こいつじゃ!
泣き落とし百選-01
森の奥に隠れた魔女の庵s
ぶっふぉ!? お、お茶吹き出した……。何やってるの蛮族さん。
失われた歴史を知る竜族の長老s
油断させるためじゃよ! 仕方がなかったんじゃ! 分かれ!!
このカードの効果で、次に振るダイスの1つを「1」にする! これで残りのダイスは何が出ても達成じゃな! 勝った!!
森の奥に隠れた魔女の庵s
おめでとう、蛮族の勇者は、竜の卵を取り戻した!
明日のモーニングは美味しい目玉焼きね。
失われた歴史を知る竜族の長老s
食うな!? 鬼か!!
無事にクエストを達成したので、トレジャーカードを2枚、トレジャー置き場からゲットする。それから達成したクエストカード自体も獲得じゃ。このカードはEXP(右下のアイコン)になるだけだが、「絆」やスキルを得られるカードもあるぞ。
森の奥に隠れた魔女の庵s
あれ? さっきの『泣き落とし百選』にもEXPが書いてあるよ。
失われた歴史を知る竜族の長老s
うむ。トレジャーはすべてEXPになるぞ。つまりこのクエストはEXP3点相当、というわけじゃな。
EXPは6点集めると「王城」でレベルアップできる。初級クエストならだいたい2枚分じゃな。
森の奥に隠れた魔女の庵s
でもさっき『泣き落とし百選』は使っちゃったから……。成長するのもなかなか難しいね。
失われた歴史を知る竜族の長老s
安全策を取ってトレジャーを使うか、手の中のダイスを信じるか。まるで人生そのもののシミュレーションのようじゃな。お、儂いま良いこと言ったぞ?
森の奥に隠れた魔女の庵s
(華麗にスルー) ちなみに、レベルアップするとどれぐらい強くなるの?
失われた歴史を知る竜族の長老s
う、うむ。不死身の『蛮族の戦士』は、『蛮族の勇士』にレベルアップするのじゃ!
蛮族の戦士-01蛮族の戦士-2-01
森の奥に隠れた魔女の庵s
おお、けっこう強くなってる。それに特殊能力が変わってる?
失われた歴史を知る竜族の長老s
そこじゃな! レベル2になると、〈DP〉を使ってダイスを「+1」または「-1」できるようになる。これはすべての勇者に共通の能力じゃな。
くっ、さっきの判定でこれがあれば……!
森の奥に隠れた魔女の庵s
なるほど、一気に強くなるわけだ。そうして今度は下にある『上級クエスト』に挑むんだね。
試しに一枚、『上級クエスト』をめくってみようか。
武:セーラー服の女勇者と共闘せよ!-01
失われた歴史を知る竜族の長老s
【武技】オンリーでダイス6個か。えげつないのう! 蛮族とは相性が良さそうじゃが、筋肉趣味なのか?
森の奥に隠れた魔女の庵s
真面目な子に妙な性癖を付けないであげて……。
『上級クエスト』は1回の判定で2ダメージなんだね。これはきつい。
失われた歴史を知る竜族の長老s
挑む前にレベルアップはしておきたい所じゃな。まあ、移動できるエリアが全部上級クエストになって、涙目で突っ込む勇者もよく見るが。
森の奥に隠れた魔女の庵s
何それ怖い……。それで、レベルアップを繰り返したあと、魔王に挑むんだね。上級クエストでこれなら、魔王はもっと強いんだよね?
失われた歴史を知る竜族の長老s
それは次回に解説する予定じゃが、1枚だけこっそり見せてやろう。
嫉妬の王レヴィア-01s
森の奥に隠れた魔女の庵s
「1」が8個にダメージ3点!?
勇者はこれを倒さなきゃいけないのか。たいへんなお仕事だね……。
今度は死に戻るまでポーション作らせるのはやめてあげよう。
失われた歴史を知る竜族の長老s
儂も、衰弱死するまで異世界の物語を語らせるのは控えるかの……。
それでは、次回は『魔王、それは世界の支配者』じゃな! 楽しみにしておれよ!!
森の奥に隠れた魔女の庵s
コラムは、次回を含めてあと2回。最終回では説明から漏れた細かい要素を解説するよ。
もし何か聞きたいことがあったら、コメント欄に書いてみてね。
それじゃあ、また。





〈「オレ転」カード紹介〉




竜:彼女は、もう何百年も、天空を彷徨う浮遊城に閉じ込められておる。いつ、どこに現れるか分からぬそれを、見つけ出し、辿り着ける手段を持つ勇者だけが、彼女を救うことができるのじゃ。
魔:ロマンチック……。そうして蔦に覆われた白亜の城で、勇者は姫と出会うの。目が合った瞬間、まるで火花のように運命が噛み合って、勇者は姫の手を取り、口づける。姫が微笑むと、鎖がほどけるように、城を覆う蔦が枯れ落ちて、遙か古代の浮遊城はその輝きを取り戻し……
他:浮遊城に囚われた竜の姫-01 竜:何を隠そう儂の娘じゃ。
魔:台無し!!
竜:お主も大概ひどいの。少々乙女心をこじらせて、莫大な魔力を浮遊城に注ぎながら、白馬の王子様を待っているだけじゃよ。
こないだは「私が地上に降りたら、この左目に封じられた悪魔が、勇者さまを食べ尽くしてしまうから……」とか言うておったの。なおそんな事実はない。
魔:それちょっと別のものをこじらせているんじゃ……
竜:知らん! 儂は何も知らんぞ!! このクエストは能力値が一切関係なく、現在の「移動力」の数だけダイスを振る、特殊なクエストじゃ。公開されていれば良いが、移動力が「1」のときにうっかりめくってしまったら……
魔:クエストの挑戦に入ってからでも、移動力を増やす「風迅の魔石」は使えるから、準備はしておくといいよ。
竜:さあ、お主も浮遊城を訪れて、いたいけな竜の姫を救い出してみんか? 優良物件じゃぞ?
魔:つまり、数百年ものの嫁き遅れ娘を引き取ってくれる勇者を募集中、と。
竜:そうそう、いい加減食費くらいは家に入れて……って何を言わせるか!!

竜:……ん? その紙はなんじゃ? 注意書き?
魔:「このコラムはゲームの自由解釈の一例を示すものであり、公式設定ではありません」
ん、何か気づいたら手の中にあった。大人の事情?
竜:ごほんごほん! それではぜひ、お主も浮遊城に一度はどうぞなのじゃ!

コラム第三回「冒険とは歩くことと見つけたり」

失われた歴史を知る竜族の長老s
(竜族の長老)
ばばんっ!! これが勇者の旅するフィールドじゃ!!
場の説明

森の奥に隠れた魔女の庵s
(森の奥の魔女)
思ったより狭い? と思ったけど、『初級クエスト』の下に『上級クエスト』が隠れているのね。
失われた歴史を知る竜族の長老s
うむ! クエストは『初級』24枚、『上級』24枚あって、ランダム配置される。毎回違った冒険が楽しめるというわけじゃ。 もちろん『上級』の方が難易度は高いぞ。
森の奥に隠れた魔女の庵s
右上に私のカードがあるね。四隅は最初から公開されているわけだ。
失われた歴史を知る竜族の長老s
うむ。【魔法】が得意な勇者なら、魔女の庵を襲撃しに行くと良いの。
じゃが、そう簡単に四隅までは行けぬ。
勇者は真ん中の「王城」からスタートするのじゃが、ターンが来たらおもむろにダイスを2個振る。その出目のうち低い方がこのターンの『移動力』になるのじゃ!
森の奥に隠れた魔女の庵s
つまりダイスの出目が「6・2」だったら、移動力は「2」ということ? あれ、勇者の移動力、低すぎ……?
失われた歴史を知る竜族の長老s
ふぁんたじー世界の山野を舐めるでないぞ。山にはオーガー、野にはゴブリン、海にはシーサーペントがデフォルトじゃろ?
移動力が「2」ならば、移動できる範囲はこんな感じじゃ。
場の説明2
失われた歴史を知る竜族の長老s
この範囲内のエリアなら、好きな所に移動してよい。自分が最初にいたエリアに留まっても良いぞ。
森の奥に隠れた魔女の庵s
「王城」から0マス移動? 意味はあるの?
失われた歴史を知る竜族の長老s
もちろんあるぞ。前世カードや災厄クエストの効果で、ゲーム開始時から〈LP〉が減っておったりするからのう……。異世界転生してやることが、まず寝ること! これはこれでありがちじゃな。
森の奥に隠れた魔女の庵s
疲労困憊のエンジニアが転生したはいいものの、下水道に詰まったスライムのせいで酷い臭気に耐えられず一回休み……。冒険記には書けないね。切なすぎて。
それで移動を終えるとどうなる?
失われた歴史を知る竜族の長老s
裏向きのクエストならば、「ちょいやぁ!」とかけ声と共に表向きにして挑戦する。拒否は不可じゃ。暴走ゴーレムが襲いかかってきたのに勇者に逃げる権利なぞ無いのじゃ。
森の奥に隠れた魔女の庵s
勇者だからしょうがない、ね。
もう表向きになっているクエストなら、そのクエストに挑むわけか。
失われた歴史を知る竜族の長老s
うむ。その他の特殊なマスに止まった場合は、そのマスの指示に従えば良い。「王城」だったら、全回復したり、装具(アイテム)を買ったり、レベルアップしたりできる。
つまり1ターンの流れは「ダイスを2個振って移動力を決める」「移動力の範囲内の好きなマスに移動する」「クエストがあれば挑戦、でなければマスの指示に従う」じゃな。簡単じゃろ?
森の奥に隠れた魔女の庵s
あれ? 「王城」に戻ってこないと回復はできないの? 右上の私のクエストで、製薬アシスタントとしてこき使った勇者はどうすればいい?
失われた歴史を知る竜族の長老s
うわ、ボロボロではないか。〈LP〉が1になるまでこき使ったのか……。
右上の隅からじゃと……移動力が「4」以上ないと王城に帰れずにどこかのクエストに挑むことのなるのう。
クエストに失敗したら野垂れ死にじゃな。さぱっと死ねい!
森の奥に隠れた魔女の庵s
勇者はカント寺院……じゃなかった、女神の神殿で復活できるけど、EXPをごそっと取り立てられる。
移動力は大事だね。すごく。
失われた歴史を知る竜族の長老s
時空魔法風迅の魔石など、移動力を増やすカードを見つけたら狙い目じゃな!
さて、予告詐欺になってしもうたが、次回こそは『クエストをこなしてレベルアップ!』をお送りするのじゃ!
森の奥に隠れた魔女の庵s
発売までもう少しだから、次回は近日中にお送りするよ。たぶん。きっとね。




〈「オレ転」カード紹介〉




竜:というわけで、本編は真面目にゲーム紹介をしたわけじゃが。今日のカードはこちらじゃ!
押しかけ少女-01

魔:2回続けてネタカード。これはひどい。
女神:『女神の守護』はネタカードじゃないです! 一緒にしないで欲しいのです!
竜:ん? 何か聞こえたか? まあ良い。
この娘は装具(アイテム)として登場するが、「王城」に止まった勇者に勝手にくっついてくる。もちろん、勝利条件の「絆」5枚にカウントはされるのじゃが……
魔:なんか〈DP-1〉って書いてあるよ。こわっ……
竜:勇者の運命力を吸い取る魔性の女か。はたまたチート系主人公によくある足手まといキャラか。実に迷惑な女じゃな!
魔:このドヤ顔がまた何とも……(イラッ)
竜:けれど、一般人を守りきってこその勇者じゃからの。なお彼女は、他の勇者がいるエリアに止まったときに押しつけることが出来るわけじゃが……

魔:エヌティーアールとかそういうことを言ってはいけない。私との約束。彼女は新しい恋を見つけたの。いいね。 
竜:アッハイ。
みんなも是非押しかけられてみるのじゃ! 新しい世界が開けるかもしれんぞ!?

※今回のコラムから、文中のカード名をカードイラストにリンクしています。ご覧ください。
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