三魔王カットイン-01s
失われた歴史を知る竜族の長老s
(竜族の長老)
魔王。その存在がどこから来たのか、歴史書を紐解いても一切分かっておらぬ。ただ百年に一度、どこからともなく魔王は現れ、魔族を率いて『魔王軍』をつくり、竜や妖精、そして人間たちを脅かすのじゃ。
森の奥に隠れた魔女の庵s
(森の奥の魔女)
魔王は勇者によって倒される。そんな法則があるのかは分からない。けれど、いつも魔王は異世界から喚び出された勇者によって倒されてきた。あなたは、その一人になる、かもしれない。
失われた歴史を知る竜族の長老s
このゲームの最大の目的は、魔王の撃破じゃ。
魔王カードは2枚に分かれておるが、「魔王決戦」の際には両方を参照するぞ。 判定はクエストのやり方と同じじゃが、魔王はゲーム中ずっと影響する『魔王の蹂躙』と、「魔王決戦」の際に勇者を苦しめる特殊能力を持っておる。
森の奥に隠れた魔女の庵s
なるほど。挑む魔王によって、ゲームの様子がガラッと変わってしまうんだ。
それで、魔王とはどうやって戦うの?
失われた歴史を知る竜族の長老s
魔王カードに書かれている『出現』条件を満たすと、魔王城が現れる。たいていは【魔王の覚醒】と書かれたクエストを解決することが条件じゃな。その「魔王城」で止まると、魔王に挑戦できるというわけじゃ。
魔王城-01他:魔王軍四天王『雷刃のガンヌ』-01
森の奥に隠れた魔女の庵s
勇者さまは、魔王の居城を探すところからやらなきゃいけないんだね。たいへんだ。
失われた歴史を知る竜族の長老s
さて、お主らが立ち向かうことになる魔王を紹介するぞ?
どれどれ、最近の歴史で胎動の気配がある魔王は、と……
暴食の王ベルゼル-01暴食の王ベルゼル2-01
失われた歴史を知る竜族の長老s
「暴食の王」じゃ。しばらくはグースカ寝ておるが、覚醒したとたんの"飢餓の咆吼"は、あらゆる生命に「食われる恐怖」を問答無用で味あわせる。〈LP-2〉も納得じゃな。
森の奥に隠れた魔女の庵s
ねえ。このふる~い歴史書には、「腹が、減ったぞぉぉぉっっ!!」という大音声を聞いた、と書いてあるのだけど。
失われた歴史を知る竜族の長老s
違いない。暴食の名は伊達ではないぞ。奴は、命だけではなく魔力、精気、果ては運命まで食らう化け物じゃ。右手の剣であらゆるものを切り取り、左手の槍で刺し貫き、食すと言われておる。
森の奥に隠れた魔女の庵s
どう見ても、ナイフとフォークだけど。
失われた歴史を知る竜族の長老s
これと戦うには、まず山ほどの美味を用意し、魔王が夢中になっている間に倒すしかない。手札を使うたびに生け贄を要求される能力はそういうことじゃな。
森の奥に隠れた魔女の庵s
ダイス8個に3ダメージ、それに特殊能力まであるんだ。魔王つよい……。
失われた歴史を知る竜族の長老s
ちなみに「魔王決戦」で使用する能力は、常に【最も高い能力】となる。魔王を倒そうと思ったら、勇者を一点特化型に育てていくとよい。逆に「絆」を集めたければ、能力は平均的に高いほうがよいぞ。
森の奥に隠れた魔女の庵s
「暴食の王」は『魔王の蹂躙』の効果は出現時のみだし、じっくり準備して、トレジャーの枚数を揃えれば物量で押し切れる、かな……?
失われた歴史を知る竜族の長老s
分かりやすい能力なので、最初の敵としてプレイするにはオススメじゃな。
森の奥に隠れた魔女の庵s
さて、それじゃあ次の魔王いこう。……あっ。
嫉妬の王レヴィア-01嫉妬の王レヴィア裏-01
森の奥に隠れた魔女の庵s
「しっしっしっ♪ 嫉妬仮面がやってくるー♪ 幸せ妬んで、あなたの影からやってくる~♪」 この歌、私でも知っている。お師匠様が歌ってくれたの。
失われた歴史を知る竜族の長老s
ああ……『嫉妬の魔王』じゃな。その歌ばかりが有名じゃが、こやつは「出現」前から世界中に嫉妬の種を蒔き、人々は幸福な誰かを妬み、攻撃するようになる。群れる人間にとっては最悪の魔王じゃな。
森の奥に隠れた魔女の庵s
え? 人々の妬み、って。嫉妬仮面はほんとうは居ないの? ……お師匠様のお話は嘘だったの?
失われた歴史を知る竜族の長老s
ほれ、この本によれば、『嫉妬の魔王』は勇者の影に分身を潜ませ、幸せの気配があると影からぬるんっ、と現れるそうじゃぞ。ほれ、ようく見れば、王冠がまるでマスクのような……
森の奥に隠れた魔女の庵s
やっぱり、嫉妬仮面はいたんだ……!
「しっしっしっ♪ 嫉妬パンチ! 幸せ許さぬいっちげき~♪」
失われた歴史を知る竜族の長老s
こやつのこんな嬉しそうな顔、初めて見たぞ……
『嫉妬の魔王』を倒すには、彼女の呪いに抗って「幸せ」を得た者を連れていくと良い、と言われておる。まったく、厄介でひねくれた女じゃな。
森の奥に隠れた魔女の庵s
さて、魔王はあと一体いるんだけど、けっこう長くなっちゃったから、その紹介は次回にしようか。
失われた歴史を知る竜族の長老s
おう、あ奴か……。あの女はなぁ、儂の天敵というか。紹介したくないのう……
森の奥に隠れた魔女の庵s
偉そうなロリ枠で被ってるから。
失われた歴史を知る竜族の長老s
違わい!! 次回は「魔王、それは世界の支配者 その2」じゃ! あと一体の魔王の紹介と、それから、さぷらいずもあるのじゃ!
森の奥に隠れた魔女の庵s
楽しみにしてて。それじゃあ、また。




〈「オレ転」カード紹介〉




他:封印の村の巫女-01
魔:あ、チョロ巫女だ。
竜:チョロ巫女じゃな。
魔:【最も高い能力】でダイス2個。すべてのクエストで最も簡単なくせに、〔魔王の覚醒〕を持っている。完全にトラップカードじゃない。
竜:こやつのせいで、いきなり「暴食の王」が出現して大変なことになったり、1ターン目でいきなり「魔王城」が「王城」の隣に出現したりと、いろんな悲劇が起こるのじゃ……
魔:本人は、代々続く巫女の勤めに嫌気が差しているだけの、ふつうの女の子なんだけど。
竜:そりゃあ、産まれた時から一生、封印の維持に祈り続けることが決まっておれば、勇者にすがりたくもなるじゃろうが……。
魔:声を掛けられたらホイホイいっちゃう、素敵なチョロインだよ。
竜:ちなみに〔魔王の覚醒〕を持っている「絆」カードは何枚かあるが、彼女たちは〔EXP〕にできず、捨て札にもならん。死亡しても没収されんので、一度くっついたら一生そのままじゃ。
魔:あれ、なんだか、とたんにヤンデレっぽく見えてきた……
竜:お主も彼女と出会ったら、話を聞いてやるとよいぞ。その結果どうなるかは、勇者の器量次第、じゃな。
魔:なんか今回は真面目でしんみり。明日は槍が降るかな……